『企業訪問報告(山崎製パン株式会社横浜第一工場)』 - 2013年4月11日
職業奉仕委員長  片野 之万
山崎製パン株式会社横浜第一工場にて
 4月11日、例会終了後、グランドホテル前から大型観光バスで、企業訪問に出かけました。今年の訪問先は山崎製パン株式会社横浜第一工場で、参加人数は33名でした。

 出発後、約1時間で工場に到着しました。到着後、工場に入る為、全員うがいと手洗いをし、靴もはき替えました。説明を受ける為の部屋に入ると、白いつなぎと帽子が用意されていて、それに着替るのにも一苦労でした。

 約20分間、スライドで山崎製パンの歴史・製品の案内・工場の説明を聞きました。山崎製パンは昭和23年の創業で、売上高は9,327億円、従業員数は約16,500名で、食品メーカー売上高では日本第4位だそうです。

 横浜工場は昭和34年にでき、従業員数約1,100名、生産アイテムは約270アイテム、1日24時間製造し、和洋菓子を含めると1日約70万個出荷して、横浜南部・平塚市・藤沢市・鎌倉市などを販売エリアとしているそうです。

 説明を聞いた後、2班に別れて出発しましたが、製造現場に入る為には、また手洗いをし、外から細菌やほこりが入らないような通路を通ってやっと中に入ることができました。食品衛生に、なによりも心がけているということがよくわかりました。

 工場内はパンを焼いている為か蒸し暑く感じました。ほとんどが機械化されていましたが、食パンの製造工程で人の手でパン生地をこねていたので質問すると、機械ではふっくら感がなかなかできないと言っていました。焼きたて食パンの試食をしたりして約1時間かけて見学を終りました。

 一番驚いたことは、アイテムの多さです。パンから菓子類までいろいろなものを製造するものだと思いました。工場見学後、おみやげにパンのつめ合せをいただき工場を後にしました。

 時間の都合で三渓園の散策をやめ、小飯塚会長推薦の牛鍋屋の『太田なわのれん』に向いました。この店は明治元年の創業で牛鍋屋の元祖と言われています。角切りの牛を鉄鍋で食べるもので、参加者一同とてもおいしくいただきました。アルコールも入り、なごやかな雰囲気の中、会員の交流と親睦を深められたのではないかと思います。食事後、予定通りバスで午後8時にグランドホテル前に到着しました。

 今回の企業訪問を終えて、ヤマザキ製パンの食を通じての地域への貢献への姿勢・食品衛生管理の徹底の努力等、多く学ぶことが出来ました。改めて今回見学させて頂いた山崎製パン様に感謝すると共に、御参加頂いたメンバーの皆様の御協力に感謝いたします。
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