第65年度(2020〜21)会長 鳥山 優子 Yuko Toriyama |
今、世界中の人々が変革を迫られています。それは、このロータリークラブも例外ではありません。
COVID-19(新型コロナウィルス感染症)によって、私たちの生活は大きく変わりつつあります。平穏だったあの頃を、羨んでいる方もいるでしょう。
しかし、今こそ私たちは、「超我の奉仕」を持って、ロータリアンとしてこの苦難にどう立ち向かうか考える時ではないでしょうか。
2020-2021年度 国際ロータリー会長ホルガー・クナーク氏は、1月の国際協議会の基調演説で次のように述べました。
今できることは少ないかもしれません。しかし、今しかできないこともたくさんあるはずです。
RIテーマを念頭に、久保田ガバナーは「TOGETHER〜+もっと自由に」を地区方針に定めました。
みんな同じ目標に向けて協力し合うことで、一人では成し遂げられないことを可能にする。そんな願いが込められています。
このご時世、気軽にみんなで集うことは難しい状況かもしれません。しかし、離れていても私たちは手紙、電話、オンラインなど様々な手段で人と繋がることができます。
さらに、私たちの頭の中はいつでも自由です。想像という翼を広げ、どこへでも行くことができます。
こんな時だからこそ、みんなで力を合わせて、豊かな想像力を持って臨めば、この苦難にも打ち勝つことができるのではないでしょうか。
RIテーマと地区方針を基に、私たちが今できることは何かを考えました。そこで、平塚ロータリークラブの今年度のテーマを「手を差し伸べよう。まずはあなたの隣から」にいたします。
世界中の人々に貢献するためには、まず一番近くにいる人の存在を忘れてはなりません。隣の人に手を差し伸べることで、それが連鎖的に世界につながっていきます。
今は物理的に手を取り合うことができません。しかし、どんなに距離が離れていても、私たちは心でつながり、助け合うことができます。
世界の隣人に奉仕するために、まずはあなたの隣から始めましょう。それが誰かの機会の扉を開くきっかけになるはずです。
「手を差し伸べよう。まずはあなたのとなりから」を実践するために、今年度は次の目標を掲げます。
チャレンジすることがクラブ活性化の明確な指標となる。一つ一つ積み重ねることで、クラブ内の結束を強くし、年度末には達成を祝いたい。
- 2019-20年度に5年毎の戦略計画が見直されている。
- 会員により多くの価値をもたらす方法を考え、前回行ったクラブ満足度調査の分析から、次回はより良い結果に結びつくようビジョン策定をし、問題点に着手する。
- 地区会員数を2021月7月1日時点で2500人以上、の目標に沿い、クラブ強化のため3名以上の拡大をする。
- 現在在籍しない職業分野に広くアプローチ 医療分野、IT分野、士業など
- 同業種、所属団体
- 一人一人との対話の時間を設ける。
- ロータリー財団への年次寄付
年次寄付 200ドル/1人 恒久基金 1,000ドル以上/1クラブ - 米山奨学会への寄付 20,000円以上/1人
- ポリオ根絶キャンペーン促進とポリオ寄付 40ドル/1人
- 台湾を含めた国際貢献となり、2020-2021年度「1クラブ1プロジェクトを」に沿った継続的なプロジェクトとする。
- 地区補助金を利用し、ミャンマーの子供たちとピアニカ、リコーダーで楽器演奏の楽しさを通して教育の一助とする。
- 豊富な資料や奉仕活動のヒントを得る。
- 既存会員の登録率を上げ、アイデアの交換をする。
- 新入会員には入会と同時に登録・研修を促す。
- 緊急事態宣言下でもできることは何か。
- ICTを駆使する。
ロータリアンとしての使命を果たすために、私も全力を尽くして参ります。皆さんと共に歩んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。