
5月17日(土)平塚商工会議所・特別会議室にて、国際奉仕委員会による「外国籍市民のための防災セミナー」を開催しました。この事業は五大奉仕事業の国際奉仕に該当する事業であり、創立70周年に向けて持続可能な事業を目指し、来年再来年に向け事業拡大の段階的一歩として試行的に実施するものです。
南海トラフ等災害対策が叫ばれている今日、災害弱者である市内在住約六千人の外国籍の方に対しての防災セミナーを行うもので、市当局でも必要な事業であるとの見解もあり全面的な協力を得ることが出来ました。今回は、平塚市災害対策課及び文化交流課のご協力のもと、会員従業員などに対し防災講話とともに外国人との交流を図る目的で開催しました。
午前11時の会長挨拶より始まり、約一時間の災害対策課西村主管と千葉主査により防災講話を行い、正午より昼食を交え、外国籍市民の方より講演者への質問あるいは講演の感想を伺いました。また、参加会員からも講演者への質問や感想、あるは外国人の方への質問などを頂き大変有意義で和やかな会となりました。
今後、このセミナーに体験等を組み込み、よりレベルアップした事業へと発展させる方向です。一方で、参加外国人の方の日本語レベルの差を考慮した、講演や資料等の検討が今後課題となりました。